10:00~
建築家・安藤忠雄氏が設計した複合リゾート施設。AYUMIさんが一番行ってみたかったのは、山の斜面に100個の花壇が階段状に並ぶ「百段苑」。四季の花々に彩られた庭園はまるで立体迷路のようで、空中遊歩道から眺める景色も壮観です。ほかにもシンメトリーな階段が印象的な「空庭」、淡路瓦が美しい「淡路夢舞台国際会議場」4階中庭など、安藤建築の世界を満喫しました。
兵庫県淡路市夢舞台2
TEL 0799-74-1000
[営] 施設により異なる
※「淡路夢舞台国際会議場」の4階中庭の見学は事前に問合せ(℡0799-74-1020)
[料] 無料
※「あわじグリーン館」は大人750円、70歳以上370円、高校生以下無料
[休] 施設により異なる
※ 2025年3月(中旬)頃まで淡路夢舞台公苑温室「あわじグリーン館」は休館
[P] 600台(有料)
車で13分
12:00~
ランチは淡路島の名物であるハモや3年とらふぐが堪能できる名店へ。この日はハモのフルコースを予約。AYUMIさんが特に感動したのは、紀州備長炭の上でハモを直接焼き上げる香り高い「鱧の焼霜」、ハモの骨、昆布、鰹節のだし、淡路島のタマネギを煮込んだスープに身をくぐらせる「淡路島風はもしゃぶ」。素材の味を丁寧に引き出した料理に箸が止まりません。
兵庫県淡路市浦1512
TEL 0799-70-1358 ※予約は050-3091-1358
[営] 12:00~14:30、17:30~21:00 (最終入店18:30)
※ 完全予約制
[休] 不定休
[P] 13台
車で1分
13:30~
『こゝちよ』からすぐの場所にある、平安時代から続く古刹。お寺のイメージを覆すコンクリート造りの本堂は、1991年に建築家・安藤忠雄氏が設計したもの。蓮の花が咲く水盤から続く階段を地下に降り、本尊の薬師如来を祀る御堂へ。陽光が差し込み、朱色に染まる木造の円形空間、まるで後光のように輝く薬師如来の荘厳な姿にも圧倒されました。
※本堂は撮影禁止です。
兵庫県淡路市浦1310
TEL 0799-74-3624
[営] 9:00~17:00
[休] 無休
[料] 大人400円、中学生以下200円
[P] 30台
車で33分
14:30~
弥生時代後期に鉄器づくりを行っていたとされるムラの遺跡『五斗長垣内遺跡(ごっさかいといせき)』。棚田が広がる緑豊かな自然の中に、復元された竪穴建物や鍛冶工房などが点在しています。遠くに海が眺められる見晴らしのよいロケーションも魅力で、竪穴建物を見学したり、散策したりしていると、タイムスリップしたかのような不思議な感覚に。
兵庫県淡路市黒谷1395-3
TEL 0799-70-4217
[営] 9:00~17:00
[休] 月曜日(祝日の場合は翌平日)、12月28日~1月3日
[料] 無料
[P] 11台
車で21分
16:00~
島の歴史に浸った後は、アートな時間が過ごせるギャラリーカフェ『日月長(ひつきながく)』でひと休み。淡路島の放飼卵や牛乳を使った焼プリンと自家焙煎豆で淹れるスペシャルティコーヒーが評判で、AYUMIさんは3種類あるプリンの中から、黒蜜をかけていただく「焼プリンwhite」をオーダーしました。カフェの器や設えは、国内外の作家の作品や美術品、骨董品といった貴重なコレクションばかり。「本当にいいものを身近に感じてほしいんです」と話す店主の想いが伝わってきました。
兵庫県淡路市多賀485-5
TEL 090-8779-0648
[営] 13:00~17:00 ※プリンの取り置きはInstagramを確認
[休] 木・金曜日 ※不定休あり
[P] 3台
車で23分
17:20~
この日の宿泊は、島の高台に建つ隠れ家的なリゾートホテルへ。コンクリート打ちっぱなしのモダンな建物は、大阪湾が一望できるロビーやテラス、壁一面に本棚を配した階段など、どこを切り取ってもフォトジェニック。最新設備を備えたメゾネットタイプの客室も快適で、くつろぎの時間が過ごせます。地産地消がテーマの創作会席もお腹と心を満たしてくれました。
兵庫県淡路市里573-14 「海平の郷」内
TEL 0799-62-7105
[営] IN15:00 OUT10:00
※無料会員登録でチェックアウトを11:00に延長可能
[料] 1泊2食付き 22,550円~(2名1室利用時の1名様料金)
[P] 16台
~10:50
今朝はいつもより早起きをして、水平線から昇る朝日を見たり、光に満ちた明るい客室で珈琲を飲んだり、朝時間を満喫。炊きたての窯炊きご飯や季節の料理がセットになった朝ごはんも1日のはじまりにぴったりです。次に向かうお店のオープンにあわせて、チェックアウトを11時に延長。ロビーで読書をしたり、清々しい海景を楽しんだり、贅沢な時間を過ごしました。
兵庫県淡路市里573-14 「海平の郷」内
TEL 0799-62-7105
[営] IN15:00 OUT10:00
※無料会員登録でチェックアウトを11:00に延長可能
[料] 1泊2食付き 22,550円~(2名1室利用時の1名様料金)
[P] 16台
車で2分
11:00~
ホテルで朝の時間をゆったり過ごした後は、山の上に佇むカフェ『森ノオト』へ。緑に囲まれた白い一軒家の扉を開けると、アンティークの家具や古道具が配された居心地のよい空間が広がり、非日常へと誘われます。この日は、採れたての旬の野菜や淡路島米など、島の豊かな食材が主役のランチ「森のオト プレート」2200円を予約(15食限定)。彩り豊かで、滋味あふれる料理の数々にほっと心が和みます。
兵庫県淡路市里573-201
TEL 0799-70-1885
[営] 11:00~17:30 (L.O .17:00) ※ランチは予約制
[休] 不定休
[P] 13台
車で12分
12:20~
島の診療所だった建物を改装したギャラリー兼ショップ。陶芸家の岡本純一さんが、淡路島に伝わる「珉平焼(みんぺいやき)」をルーツに、食卓を彩る日用の器を手がけています。黄色や紫、トルコ青など色合いが豊かで、オーバル皿やカップなど形もさまざま。どんな料理も受け止めてくれるおおらかさが魅力です。AYUMIさんは、すっと手になじむ器の質感にも感動していました。
兵庫県淡路市大町上507-1
TEL 0799-70-6719
[営] 10:00〜17:00
[休] 年末年始
[P] 10台
車で9分
13:30~
AYUMIさんが気になっていた雑貨店『のんきなリス』は、ランチで訪れた『森のオト』人気複合施設『こぞら荘』の姉妹店。趣のある古民家を改装した店内には、オーナーの審美眼でセレクトされた作家の器やアクセサリー、暮らしの道具などがセンスよく並びます。屋根裏部屋では、不定期開催で展示会も。小さな喫茶スペースもあり、自家焙煎豆で淹れる香り高いコーヒーやスイーツで憩うひと時も格別です。
兵庫県淡路市北山1782
TEL 0799-70-7231
[営] 10:00~17:00(喫茶は11:00~)
※ 入店は中学生以上の方のみ
[休] 木曜日
[P] 00台
車で2分
14:30~
続いて訪れたのは、日本の歴史書「古事記」や「日本書紀」に記された「国生み神話」に登場する伊弉諾尊(イザナギノミコト)と伊弉冉尊(イザナミノミコト)の2神を祀る日本最古の神社。淡路島の歴史を語るうえでは外せない由緒ある古社です。参道から表神門(正門)をくぐり、厳かな雰囲気に満ちた拝殿へ。参拝していると背筋がすっと伸びるのが分かります。
兵庫県淡路市多賀740
TEL 0799-80-5001
[開] 境内自由(社務所は8:30~17:00)
[休] 無休
[P] 30台
車5分
16:00~
土をテーマにした新感覚のミュージアム。館内の土壁や階段などはすべて淡路土でできており、左官職人の技術、土が生み出す豊かな表情を体感できます。床は隆起する大地をイメージして作られた土間となっており、素足で歩くのがおすすめ。ざらざらした質感が心地よく、感覚が研ぎ澄まされます。飲める土を使ったスムージーもいただき、土の魅力を五感で満喫しました。
兵庫県淡路市多賀2150
TEL 0799-85-1147
[営] 平日13:00~17:00(土・日、祝日は10:00~18:00)
[休] 火・水曜日
[料] 大人500円、中学生以下無料
[P] 10台
車で9分
17:10~
旅の締めくくりは、淡路島の美しい夕陽が眺められる絶景スポットへ。海に面した岩場に自然が作りあげた隙間があり、そこが産道に似ていることから「通ると生まれ変われる」といわれ、パワースポットとしても注目を集めています。ハイライトは日没30分前。刻々と茜色に染まる空と海のグラデーションはまさに息をのむ美しさ。神秘的な光景に心が洗われました。
E N D
モデルコースをプロデュースした
AYUMIさん
初めてのひとり旅は世界一周。会社員として働きながら旅先の写真をSNSで発信し続けていたことで、旅行関係の仕事の依頼を頂くようになり、フリーランスに。 訪れた場所の良さを最大限に伝えることを大切にしながら、写真や動画で旅の魅力を発信している。国内外の統一感のある投稿は多くの旅好き女子の支持を集める。